格安SIMを3社使い比べて、乗り換え先を決めた話

大手キャリアの料金プランに疑問を感じてから、格安SIM・オンライン専用プランへの乗り換えを検討して1年。結局、ahamo・LINEMO・povoの3つを実際に契約し、名古屋市内で数週間ずつ使い比べました。厳密にはahamo・LINEMO・povoは大手キャリア自身が提供する「オンライン専用プラン」で、MVNO各社の「格安SIM」とは仕組みが異なりますが、料金の安さを求めて比較検討する対象としては同じ土俵なので、この記事では一括りに扱います。数値は個人のスマホアプリで計測した簡易的なものであり、公式のベンチマークではない点は先にお断りしておきます。

目次

比較した3社の概要

今回比較したのは、ahamo(20GB/月2,970円・5分通話込み)、LINEMO(3GBのミニプラン990円、LINEギガフリーあり)、povo(基本料0円・使う分だけトッピング課金)の3つです。いずれもオンライン専用プランで、店舗サポートがない代わりに料金が抑えられているのが共通点です。

実測方法

スピードテストアプリ「Speedtest」を使い、2026年7月の平日昼(12時台)・平日夜(20時台)・休日昼の3つの時間帯で、名古屋市内の自宅と最寄り駅前の2地点で計測しました。1回だけでなく各条件3回ずつ測って平均を取っていますが、あくまで自分の環境・タイミングでの結果であり、公式の性能保証値ではない点はご了承ください。

速度の実測結果

平日夜(20時台・駅前)の下り速度は、ahamoが平均40〜60Mbps台で大きな落ち込みはなし。LINEMOも30〜50Mbps台とおおむね安定していました。一方povoは、トッピング残量が少ないタイミングに計測が重なったこともあり、1Mbpsを下回る場面があり、体感でも明らかに遅く感じました。平日昼の混雑時間帯はどのSIMも夜より数割落ちる傾向はありましたが、動画視聴に支障が出るほどではありませんでした。

料金の実質比較

比較したプランはahamo20GB・LINEMO3GB・povo従量課金と、そもそも容量帯が揃っていないため、単純な円/GBでの比較はできません。それを踏まえた上での実感として、自分のようにデータ通信を月15〜20GB程度使う人にはahamoが最もバランス良く、通話をほとんどしないライトユーザーにはLINEMOのミニプランが安く感じました。povoは基本料0円という気軽さの一方、24時間データ使い放題トッピングが330円など、使うたびに課金する仕組みのため、都度トッピングを忘れると通信不能になるリスクがあり、こまめに残量を確認する手間がかかります。

乗り換え手順で注意した点

MNP乗り換えでは、新しい回線が開通するまで旧回線を解約しないことが鉄則です。自分は一度、乗り換え作業を後回しにして旧プランの契約更新月をまたいでしまい、余分な月額料金を1か月分払う結果になりました。乗り換えを決めたら、契約更新月を先に確認してから動くことを強くおすすめします。

感じたデメリット

オンライン専用プランはすべてがアプリ完結のため、契約変更や不具合対応で頼れる窓口が少ないのは事実です。家族割やキャリアメールがなくなる点も、家族と同じキャリアでまとめていた人には地味に痛いポイントでした。

ahamo・LINEMO・povo、結局どれがおすすめか

データ通信をそれなりに使うならahamo、通話少なめ・LINE中心の使い方ならLINEMO、外出頻度が少なく通信量が読めない月があるならpovoという住み分けが、実際に3つを使ってみた結論です。料金・プラン内容は改定されることがあるので、乗り換え前には必ず各社公式サイトで最新情報を確認してください。

まとめ

格安SIM選びは「安さ」だけでなく、自分の通信量と使い方に合っているかで決めるのが失敗しないコツです。まずは今の自分の月間データ使用量を、スマホの設定画面で確認するところから始めてみてください。

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