名古屋は電車移動より車移動の人が多い街です。片道25分の車通勤と、平日の家事の合間を使って英語の学び直しを始めて、気づけば10か月続いています。「ながら学習」というと聞き流し英語のイメージが強いですが、実際にやってみると、通勤と家事とでは向いている教材がまったく違いました。
通勤・家事の「スキマ時間」で学習を始めたきっかけ
まとまった学習時間を確保しようとして、結局続かなかった経験が何度もありました。「机に向かう時間」をゼロから作るのではなく、すでにある車移動・家事の時間に学習を重ねる方が、自分には無理がないと気づいたのがきっかけです。
実際にやってみた「ながら学習」のスタイル
通勤中(車)にやっていること
片道25分の車通勤中、英語のニュース番組「バイリンガルニュース」を流しています。運転中は画面を見られないため、自然と「聞く」に集中せざるを得ないのが、逆にちょうど良い制約になっています。
家事中にやっていること
皿洗いや洗濯物を干している時間は、単語アプリ「mikan」の音声読み上げ機能を流しています。手と目がふさがっている家事は、音声教材と相性が良いと感じています。
英語の聞き流しだけでは身につかなかった理由
最初の1か月は、英語のラジオ番組をただ車内で流しているだけでしたが、正直ほとんど頭に残りませんでした。運転に集中している分、英語が完全にBGM化していたのだと思います。「聞き流すだけで身につく」という触れ込みを信じすぎていました。
そこから、ただ聞き流すのではなく、信号待ちで停車した数秒だけ、聞こえた単語を声に出して繰り返す、というルールに変えました。1か月ほど続けたところ、それまで聞き取れなかった “Would you mind if” のようなフレーズが、意味を意識しなくても耳に残るようになり、実際に会話でも自然に出てくる場面が増えました。
続けるために工夫したこと
- 車に乗ったら自動でポッドキャストが再生されるよう、事前にプレイリストを組んでおく(判断する手間をなくす)
- 信号待ちの数秒だけ、聞こえた単語を声に出す(完全な「聞き流し」にしない)
- 家事中はイヤホンではなくスピーカーで流す(装着の手間をなくして、始めるまでのハードルを下げる)
実際に使った教材と使用感比較
| 教材 | 向いている場面 | 続けやすさ |
|---|---|---|
| バイリンガルニュース(ポッドキャスト) | 車通勤 | △(そのまま聞くだけだと定着しにくく、停車中の復唱を組み合わせて改善) |
| 単語アプリの音声読み上げ | 家事中 | ◎(手がふさがっていても続けやすい) |
| オーディオブック | 長距離運転時のみ | ○(内容が面白いと続くが、疲れている日は頭に入らない) |
今も続いている理由・続いた期間の実績
10か月続けてきた中で、完全にゼロだった週は1度もありません。理由は明確で、「学習のためだけの時間」を新しく作っていないからです。車に乗る・皿を洗うという、そもそも毎日必ず発生する行動に乗せているだけなので、忙しい時期でも完全にはゼロになりませんでした。
これから始める人へのアドバイス・向き不向き
電車通勤の人には、「スタディサプリENGLISH」のように画面を見ながら学習できるアプリの方が、車通勤より合う場合もあるはずです。大事なのは「聞く」か「読む」かではなく、自分の移動手段・家事の種類に対して、目や手がふさがっているかどうかで教材を選ぶことだと感じています。
まとめ
「ながら学習」は、聞き流すだけでは思ったより身につきません。信号待ちの数秒に声を出す、家事中はスピーカーで流すなど、小さな一手間を加えるだけで定着度がかなり変わります。まずは今の通勤・家事の中で、目や手がふさがっている時間がどれだけあるか、数えてみてください。

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